トドと言われる母がいる

統合失調症の母のチョイねたきり日常を時に深刻に時にハートフルに描きます。

母のチョイねたきり日誌簿10/30の続き

 次の病院について母は救急車のサイレンなしで静かに運ばれてきました。

ここで母の入院がケースワーカーの助言や一生付き合うことになろう先生との出会いがありました。昨日まで隣の病棟を使ってましたと、言ってたので見てみると鉄格子「監獄」みたいな、暗いつくりでしたが今日からこちらの病棟になったんですよと、自慢げに、言ってました。確かに綺麗、明るい、精神病棟にしては、なかなかよかった。病棟でした。もう36時間ぐらい寝てない中でくらくらになりながらも先生の、話を聞いて、ここにたどり着いたのは、母にとって、安息、信頼、のおける場所となるまでは少し時間がかかりました。これも母から後から聞いた話なんですが、お風呂に入ることが怖くなくなった。見られてるなんて、もうそうだったんだ。と、言ってました。しかし、そこに至るまでには先生と何回も言い合った、みたいです。もちろん先生は取り合いませんが、母の場合自然に、妄想や幻覚の類が、自然にこの病院で治癒していきました。環境があっていたのと、お薬のおかげでしょうか?ここから母のトドの準備が淡々とはじまります。まず、先生はガリガリだった母の体重をお薬で食欲をだし、少しずつボリューミにしていきました。後は、心のケアですが、ぶっちゃっけ先生はほとんどとは言いませんが、やってません、自然に治る様相があったので母は、軽傷+1か月ぐらいの治療でいろいろなものが、整理できたんだと思います。